8月17日午後2時からは、2階多目的研修室を会場に、米子市立図書館・米子市美術館リニューアルオープン記念講演会、テノール歌手山本耕平氏オペラを語る「オペラは文学だ!!」がありました。
北尾慶治教育長は、開館までの経緯を説明されたあと、山本耕平氏についてもユーモアを交えながら丁寧に紹介されました。

　　　　　　　
山本耕平氏は、多忙なスケジュールの中、自らの手でパワーポイントを作成し、オペラの歴史から、オペラにかかわるひとたちの構成、文学と歌劇の関係などについて、笑いを交えながら、丁寧に解説してくださいました。

会場の皆さんが圧倒されたのは、山本さんの圧倒的な「声」の迫力でした。研修室の壁面が振動するのではと思われるほど圧倒的な声の力でした。声の感動は、山本さんの「歌」の力と魅力そのもののようにも思われました。平均的な男性の肺活量しかないと笑わせたたあとで、地声と「歌」との違いなども分かりやすく教えてくださいました。
　　　　　　　　

　　カルメン、椿姫、ホフマン物語、マクベスなど、文学に深いかかわりのある歌を選んで、歌ってくださいましたが、山本さんの歌に酔いしれる素晴らしい時間を過ごすことができました。

この日のために、わざわざピアノ伴奏に安部可菜子さんも駆けつけてくださいました。
満員御礼の講演会。山本さん、安部さん、ありがとうございました。