伯耆文化研究会総会の報告(5.14)
5月14日(土)、市立図書館大会議室を会場に、定例の伯耆文化研究会の発表と、伯耆文化研究会総会が開催されました。
14日の発表は、最初に米子高専・原豊二先生の「八幡神社蔵 中村一忠奉納三十六歌仙額について」。最近の米子におけるビッグニュースの最新報告という赴きの発表となりました。原先生は、写真撮りした竹内自安斎の自筆と扁額の裏書を比較して見せながら、扁額の書込みも自安斎である可能性を示されました。
2番目の発表は、元山陰歴史館長の杉本良巳先生。テーマは「三木露風の母『碧川かた』について」というものでした。先生は西村家と碧川家、また、かたの実家・鳥取・和田家の家系図を精査され、かたをとりまく人脈図をわかりやすく説明され、かたという女性の生涯に惹かれる理由について話されました。
お2人の発表の後、同会場で平成23年度伯耆文化研究会総会が開かれ、平成22年度の事業報告、平成23年度の事業計画、同収支予算書などが承認されました。