7月28日「第15回鳥取県図書館大会」の報告(7.29)
開会風景 北尾米子市教育長挨拶
7月28日(火)、米子コンベンションセンターと米子市文化ホールを会場に、第15回鳥取県図書館大会が開催されました。この大会は、毎年鳥取県図書館協会の主催で開催され、今年の大会実行委員長は、米子市立図書館長が努めました。
コンベンションセンター国際会議場で、山田晋協会会長の開会挨拶によって始まり、記念講演は、日吉津村出身の英文学者・富山太佳夫先生の講演でした。
富山太佳夫先生
富山先生は、ご自分の専門の分野を調べる上で、いかに大学図書館が貴重な存在か、ということを話され、公共図書館へもいくつかの提案をされました。講演最後に念を押すように繰り返された「たとえ来館者は少なくても図書館は地域を守る組織である」という言葉が゛強く印象に残りました。
午後は2つの分科会にわかれ、文化ホールでの第1分科会では「図書館の‘協働’/学校図書館と公共図書館」、国際会議場の第2分科会では「読書での絆/公共図書館・学校図書館から地域・家庭へ」というテーマで実践的な報告がありました。
第2分科会コーディネーター 事例報告の皆さん
前田昇さん 境港市民図書館長・池淵博さん
会見小学校・三上恵子教諭、石田直子司書
鳥取市立図書館・永田祥子主幹
最後の全体会での報告からは、「協働の視点で考える これからの図書館」こそが、いま私たちの目指すべき公共図書館像であることが実感できた大会となりました。