「図書館まつり」の報告(11.8)
11月7日(土)、8日(日)の2日間、市立図書館恒例の図書館まつりを開催しました。あいにくと天気には恵まれませんでしたが、リニューアル後2回目の図書館まつりに、大勢のみなさんが来てくださいました。
今年は2階の多目的研修室を開放しての"本の市"となり、恒例の大混雑がよみがえりました。
7日/473人、3208冊(持ちより14人、131冊)
8日/218人、1548冊(持ちより7人、91冊)
※合計/691人、4756冊(持ちより21人、222冊)
図書館まつりは、読み聞かせボランティアの皆さんの総出演となります。
‘ほしのぎんか’の皆さんには、大型紙芝居「したきりすずめ」、絵本「あおいふうせん」や手遊び、エプロンシアター等、名作の数々を演じてもらいました。
‘火曜の会’の皆さんは、子どもたちと一緒に演じているような、楽しい舞台となりました。男性の読み聞かせはめずらしく、なかなかの熱演でした。
‘ほうき民話の会’の皆さんは、絣のユニホームと絣の舞台が特徴です。今回も「宗像淵の鯉」とか鳥取のわらべうたとか、当地にちなんだおはなしを聴くことができました。
8日には、図書館職員も午前と午後、交代で読み聞かせの時間をもちました。「米子城のかっぱ」や「米子城の妖怪」というご当地ものから、「3びきのこぶた」などの昔ばなしまで、全部で20ヶもの出し物を演じてがんばりました。
今年は2階の第3研修室で、バッグ作りを行いました。研修室が満員になるほど子どもたちも、保護者の皆さんも一生懸命に作ってくださいました。
今年の図書館まつりが例年と違うのは、市民ギャラリーで「藩札展」という特別展示があったことです。
県立米子工業高校の山道俊哉先生が収集された「藩札展」は、江戸時代の鳥取藩などが発行した紙幣を集めたコレクションで、歴史的にも貴重なもので、たくさんの来館者にみてもらうことができました。
展示のコーナーでは、山道先生自ら、藩札の絵柄のスタンプでのしおりづくりを指導していただくなど、ユニークな展示となりました。
このほかにも、‘本の市’入口近くで「図書館友の会・米子」の皆さんに、「友の会通信」などを展示していただきました。
あいにくの天気でしたが、7日(土)には1480人、8日(日)には1130人の来館者がありました。皆さま、お疲れ様、ありがとうございました。