1月25日(日)、市立図書館2階の多目的研修室を会場に、県立図書館主催・国際交流ライブラリー講演会が開催されました(米子市立図書館共催)。
第1部は玉川大学准教授･秋山綾先生による「韓国ソウルにおける「街歩き観光」のたのしみ」でした。秋山先生は観光開発コンサルタントとして働いた経験が今の仕事の基礎になったといわれ、戦後日本社会の消費者行動の変化の中で、いかに「観光」という概念が変化したかを総括されました。台湾やソウルにおける「街歩き」も、そうした新しい消費者行動としてとらえることができると指摘されました。

　第2部は、最初に米子市の国際交流員ユン・ジャヨンさんと、市立図書館の佐藤和子司書が『マンヒの家』という韓国の絵本を韓国語と日本語で交互に朗読しました。壁面には、絵本のページが大きく上映され、とても面白い読み聞かせとなりました。最後には、ユン・ジャヨンさんによる韓国南部の都市をめぐる歴史旅行の解説があり、韓国ファンの聴衆は興味深く聴き入っていました。
90名近くの盛会となりました。