「米子城天守復元の可能性」講演会の報告(11.16)
11月16日(日)、午後2時より図書館2階多目的研修室を会場に、米子工業高等専門学校と米子市立図書館共催文化講演会「米子城天守復元の可能性」が開催されました。
講師は米子高専建築学科助教 金澤雄記先生でした。金澤先生は戦国時代後期からの築城の歴史を、現代までを視野に入れて分かりやすく解説され、また、築城史の概説の後、米子・湊山築城の特長について独自の見解を披露されました。吉川氏時代と中村氏時代の築城部分について新たな指摘があり、聴衆も惹きつけられるように聴き入っていました。
当日の会場には、「米子の宝88」の関係者によって、西伯耆中世城郭絵図のパネル展示もあり、城郭ファンは熱心に見入っていました。講演が終わってもなお金澤先生の回りには人垣ができ、熱心な質問が続けられるほどの熱気でした。14日の日本海新聞の講演会紹介記事の効果もあり、180名を数える大盛況の講演会となりました。
金澤先生、参加いただいた皆さま、ありがとうございました。