国際交流ライブラリ講演会の報告(12.3)
12月3日(日)午後、米子市立図書館2F多目的研修室において、鳥取県立図書館主催、米子市立図書館共催、国際交流ライブラリー講演会が開催されました。福本慎一県立図書館長の挨拶で始まり、手話の同時通訳付の講演となりました。
本日の講師は愛知県立芸術大学非常勤講師・吉良文男さんでした。演題は「高麗青磁とその時代」。
吉良先生は、豊富な画像資料を駆使しながら、高麗青磁の成立した時代背景、中国、特に五代・北宋・南宋との影響関係など、詳細に語ってくださいました。また、韓国での発掘された窯跡などの画像もあり、青磁が完成・洗練されていき、象嵌をその特徴とした様子まで、じつに丁寧にエネルギッシュに解説されました。