１２月２日（土）、「ビジネスのための図書館活用セミナー」が開催され、４０名の参加がありました。

最初に、米子市立図書館のビジネス支援について報告があり、次に講演会がおこなわれました。

講師は「読書は１冊のノートにまとめなさい」や「情報は１冊のノートにまとめなさい」などの著書で人気の文筆家の奥野宣之氏でした。ご自身の図書館活用法の紹介や、これだけは覚えておきたい図書館の基礎知識など、ご自身の経験を活かしたお話をたくさんしていただきました。

たくさんある蔵書の中から自分が必要としている本の探し方、読書ノートに記録を残すことで長期記憶にむすびつくこと、図書館は自分たちのものなので気軽に行って「情報空間」として使ってほしいと話されました。

　また、「図書館の役割は貸出重視から課題解決をする場に変わってきている。答えのない課題に直面したとき、自ら情報を集め、自分なりに考えることが大事だ」と説かれました。

　この他に、図書館資料やデータベースを使い、自分なりの分析を加えながら、ビジネスなどに役立ててほしいという事でした。図書館の活用術をたくさん紹介していただき、とても有意義な会となりました。

　今回のセミナーをきっかけに、たくさんの利用者の方に図書館を身近に感じて活用してもらえたらと思います。