伯耆文化研究会1月例会の報告(1.14)

  1月13日(土)午後、米子市立図書館2階、多目的研修室を会場に、今年初めての伯耆文化研究会、1月例会を開催しました。冒頭に国田会長の新年挨拶があり、それからすぐに発表が始まりました。
最初の発表は、最近『たたかう木地師たち』を書かれた石原洋三さんのお話でした。岡山からわざわざ来館された石原さんは、智頭町に渓流釣りに出かけた際に出会った小さなお墓との出会いが、この研究の契機となったこと、また、「氏子駈帳」という木地師独特の史料から、多くの情報を知る事ができることなどを解説されました。
二番目は、市立図書館主査・大野秀の「詩人・則武三雄(かずお)について」の発表でした。大野は、平成22年1月~3月、当館で行った「特別展示・則武三雄」の時の解説冊子の情報に、則武がソウルで過ごしていた時期に関わる、新たに発見された資料などを映写しながら、詩人・則武の足跡について解説しました。

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強い寒気の生憎の天候でしたが、50人の盛会となりました。