伯耆文化研究会3月例会の報告(3.12)

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 3月12日(土)、市立図書館2階多目的研修室で、伯耆文化研究会3月例会が開催されました。
12日の最初の発表は、「灘町界隈の変容について」篠田建三さんでした。これまで町並みの時代に伴う変容変化を専門的に追いかけてこられた篠田先生は、今回は灘町・立町の歴史的背景を押さえつつ、限定的な場所の様子を、統計的な数値をもとに説得的に解説されました。
2番目は、山陰歴史館学芸員の山本恭子さんによる「写真が語る米子の歩み」でした。山本さんは、自らが企画、開催中の企画展で使った写真を次々に紹介しながら、写真の示す時代にも言及されました。個人蔵や公文書館などから集められた写真は、これまで公表されていないものも多く、参加者の興味をかきたてる発表となりました。