伯耆文化研究会7月例会の報告(7.11)

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 7月11日(土)、米子市立図書館2階多目的研修室において、伯耆文化研究会7月例会が開催されました。はじめに近藤滋さんから、「田畑改野帳・宛口米帳から分かること」と題して報告がありました。日南町役場所蔵神戸村に残された二つの文書を解読解説しながら、庶民の官に対するたくましい姿について語られました。二人目は、図書館司書の大野秀主査から「資料相談に携わる司書の役割/米子地方空襲の記録を中心に」と題して発表しました。大野主査は、国会図書館の「米国戦略爆撃調査団報告書」の中から見つけた、米子空襲の資料や、ガンカメラという艦載機が撮影したフィルムを紹介しながら、米軍資料は、まだまだ未発見のものが多数ある点を報告しました。