3月14日（土）、市立図書館2階多目的研修室において、平成26年度最後の例会が開催されました。
最初の発表は米子市文化財団・埋蔵文化財調査室の佐伯純也さんの「越敷山古墳群の発掘調査」でした。佐伯さんは、福市から日野川を少し遡った吉定の越敷山古墳群の発掘調査について、出土した人骨や鏡などについて、周辺古墳との関係や時代的意味について豊富な発掘体験をもとに詳細に語られました。
　2人目は、米子の宝88プロジェクトでも活躍されている、川越博行さんによる「よなごの小路」についての発表でした。川越さんは、旧市内の小路の名前を近世に遡るだけではなく、近世から近現代へと移りゆく時代の変遷とともに変わる点に注目するなど、ユニークな発表となりました。