伯耆文化研究会9月例会の報告(9.13)

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 9月13日の土曜日、図書館2階の多目的研修室を会場に、伯耆文化研究会9月の例会が開催されました。
最初の発表は、鳥取県立博物館で民俗を担当されている福代宏さんの「西伯耆の神社の棟札」でした。福代さんは調査した各神社の棟札の図像を映写しながら、「棟札」というものの特長、建造物と文書の中間的存在であることや、いまだに十分な調査がなされていないことなどを説明されました。
 2番目は大原俊二さんの「大山信仰の源流・大山の山神」の発表でした。大原先生は、日本独自の神仏習合の場として知られる大山信仰について、古代のアミニズムから、近代の大山寺の活動、また廃仏毀釈にいたるまで、独自の視点から通史を語られました。

60部用意した資料があっという間になくなるほど盛況の例会となりました。