伯耆文化研究会H25.3月例会の報告(3.09)

       伯耆文化研究会H25年3月例会 1   伯耆文化研究会H25年3月例会 2

   3月9日の土曜日、明道公民館を会場に、伯耆文化研究会3月の例会が開催されました。今月の発表は、高島信平先生の「伯耆のサイノカミ」と、和田嘉宥先生の「出雲大社の遷宮について」の2本の発表となりました。
 高島先生は、自らとられた拓本を示しながら、先ず記紀神話とサイノカミという意外な関係について解説されたあと、全国との比較や因幡地方と比較しながら、伯耆地方のサイノカミについてわかり易く解説されました。
 和田先生は、これまで大社・社殿について記された歴史資料を振り返りながら、近世までの遷宮の歴史を概括され、「出雲大社御造営日記」などに触れつつ、まぼろしと云われている幕末慶応年間の遷宮について語られました。お二人とも、これまでの蓄積された研究の成果が感じられる充実した発表となりました。

  次ぎの伯耆文化研究会は、5月11日 文化ホールで、平成25年度総会の予定です。