伯耆文化研究会H24.7月例会の報告(7.14)

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           大原俊二さん                佐々木満さん

 7月14日の土曜日、明道公民館を会場に、伯耆文化研究会7月例会が開催されました。
 7月例会の発表者は大原俊二さんと佐々木満さんのお二人でした。
大原氏の「『大山寺縁起』にみる「伯耆大山」の形成」の発表は、大山寺洞明院本『大山寺縁起』など、縁起を詳細に検討し、地蔵信仰から神仏習合の思想へと広がることにより、「伯耆大山」の信仰体系が確立してゆく過程について詳しく語られました。
佐々木氏の「信仰の道-奥大山古道-」の発表は、江府町における奥大山古道復活と保存協議会の立ち上げなど、実践活動についての報告となりました。発表時に配布された「奥大山古道」のパンフレットは、簡潔なものながら、歴史的背景の理解に役立つすぐれたものでした。