伯耆文化研究会H24.11月例会の報告(11.24)

       伯耆文化H24・11月 2  伯耆文化H24・11月 1

  11月24日の土曜日、明道公民館を会場に、伯耆文化研究会11月の例会が開催されました。今回の発表は近藤滋先生の「近世・近代の出版物にえがかれた名和長年関係画像」。そして坂田友宏先生の「大山の年中行事と信仰」の2本でした。
近藤先生は、様々な方法で蒐集した豊富な画像をプロジェクターで投影しながら、‘画像’に描かれた名和長年の図像の変遷について語られました。
坂田先生は、弥山禅定と引声念仏についての信仰的意味を解説しながら、「西楽院要用録」や「西楽院年中行事」、また「大山諸事覚書」等の文献を注意深く再読され、これらの年中行事が、中門院、南光院、西明院の持ち回りではなかったか、という推理を披露されました。
 連休の谷間に当たり、参加人数が危ぶまれましたが、40人を越える盛会となりました。