伯耆文化研究会7月例会の報告(7.14)

 7月9日の土曜日、市立図書館大会議室を会場に、恒例の伯耆文化研究会が開催されました。
 9日の発表は最初に大原俊二氏の「大山の神仏習合“伯耆の大山”の成立」。大原氏は、パワーポイントを使い、要点をまとめた画像を見せながら、「習合」の発生とその変化の過程を、資料を示しながら詳細に語られました。
二番目には、中宏氏の「鹿島重好『御用日記』落穂拾い 旅中での死者及び病者の取扱いについて」の発表でした。中氏は県史資料編の「在方諸事控」の中から、鹿島重好『御用日記』を裏付ける文書を精査して、幕末の米子町の雰囲気について語られました。
2本とも、広汎な資料を精査された本格的な研究発表となりました。
    伯耆文化研究会H23.7 1    伯耆文化研究会H23.7 2 
           大原俊二氏                  中  宏 氏