本研究会は、小中学生の地域研究を支援するため、米子市立図書館と伯耆文化研究会の共催で開催しているものです。
今年は西部地区各小学校から選ばれた、8名の代表者が発表してくれました。ありがとうございます。発表者と研究題目は次の通りです。
(1) 「やっぱり大すき 米子の町」 加茂小学校3年 福田果歩さん
(2) 「調べてみよう!米子市の水」 車尾小学校4年 沖田絢さん
(3) 「天然水の森 大山を調べに行こう!!
~大切な水が飲めるのは・・・森と水のなぞ~ 」 渡小学校4年 角康誠さん
(4) 「第2だん 害鳥サギとどうつきあっていくの?」 日野学園5年 吉岡拓真さん
(5) 「鳥取県の神社調べ ~国内一を探せ~ 」 明道小学校6年 安達真梨子さん
(6) 「家族の幸せを願った弓浜絣
~伝えていきたい米子の宝~ 」 義方小学校6年 林心南さん
(7) 「米子城はなぜ消えてしまったのか!!!」 福生西小学校6年 高見葵さん
(8) 「日野橋の昔・今・これから」 箕蚊屋小学校6年 熊沢和さん
今年も素晴らしい研究発表会でした。以下簡単に概略を記します。
研究の動機については、身近な疑問や自分の回りで起きた出来事などからスタートし大きな成果を上げた研究、あるいは、昨年調べた事をより深化させた研究など、さまざまでした。どの研究も着眼点が素晴らしいものでした。
また今までにもよく取り上げられたテーマながら、まったく違う視点で取り組んだ研究もあり、その独創性には本当に感心させられました。
研究方法については、図書館やインターネットでの調査ばかりでなく、アンケートの実施や聞き取り調査をすすめる研究や、実験を実施する研究などがありました。これら体験的な調査は、本当に大変だったと思いますが、研究に重みを加えています。特にアンケートの集計結果や実験結果を示すことによって、とても説得力のある発表となりました。
研究結果を伝える表現としては、調査した場所の写真やイラスト入りの地図や表を使い、大変分かりやすい資料を作成されていました。
発表の前は、みなさん少し緊張されていたようですが、堂々と発表されていました。
最後に今年の特色として、地域で課題となっているリアルな問題に対し、正面から取り組んだ研究があった事です。大人も考えさせられる研究でした。
発表終了後は、全員に賞状と記念品を贈呈しました。発表してくれた皆さん、また研究及び発表を支えて頂いたご家族や学校の先生方など、関係者の方がたに感謝申し上げます。