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1月例会 伯耆文化研究会 報告   2022/01/15

伯耆文化研究会1月例会を開催しました(報告)

1月8日(土)、米子市立図書館の多目的研修室において、鳥取藩の筆頭家老で米子城主の荒尾家の菩提寺である了春寺の文化財調査について、二人の担当者から報告がありました。

最初に、大野哲二氏(鳥取県とっとり弥生の王国推進課文化財主事兼係長)より「荒尾家墓所と位牌」について、調査報告がありました。その中で、荒尾家墓所は米子だけでなく、鳥取や倉吉にもあることが紹介されました。初めて聞いた方が多かったようです。

次に、大嶋陽一氏(鳥取県立博物館主任学芸員)より、「了春寺の什物(宝物)」について、書画を中心に調査報告がありました。

了春寺の宗派は黄檗宗。開祖は中国僧だそうです。この宗派は、中国から伝えられた後発にもかかわらず、18世紀中頃には全国で1043カ寺に発展。4百字詰め原稿用紙や明朝体文字、唐用、木魚などを我が国に伝えたそうです。

了春寺には、文化財指定すべき素晴らしい黄檗関係書画がたくさんあり、質量ともに中国地方でもトップクラスとのこと。米子市は、米子城だけでなく了春寺にももっと注目すべきだとまとめられました。