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3月例会 伯耆文化研究会 報告   2026/03/18

伯耆文化研究会3月例会を開催しました【報告】

 3月14日(土)、米子市立図書館の多目的研修室において、伯耆文化研究会の3月例会が開催されました。

最初に伯耆文化研究会会長の根平氏が鳥取県の国宝などを紹介し、鳥取県立博物館主任学芸員大嶋陽一氏の発表につなげました。

「伯耆二宮波波伎神社はどこか」と題して、―神主船越家文書からーと副題にあるように2021年から5年かけて、途中コロナなど十分に調査できない時期もありながら、船越家に伝わる古文書をボランティアグループと共に解読し、その内容を発表されました。

 講演では江戸時代からの船越家文書をはじめ、様々な資料を使用し、2社の間で論争があった「波波伎神社」がどこなのか、そして、小松大明神が「波波伎神社」であると確定された歴史を解説されました。

 2番目は「西伯耆の古墳時代人 ―年代・DNA・食性からのアプローチー」と題して濵田竜彦氏が発表されました。濱田氏は岡山大学の文明動態学研究所の客員研究員ならびに米子市文化振興課 史跡整備推進室室長を務められ、西伯耆地方で発掘された人骨から年代測定のための方法を解説していただきました。

 炭素14年代、ミトコンドリアDNAなどから年代を測定し集落の血縁関係や、古墳時代の人々の食性から、その集落の成り立ちなどを解説していただきました。

 公演後の質問でも、骨からどのようにサンプルを採取するのか。集中して見つかった骨は奴隷たちの可能性があるのでは、という見解についての解説など、興味深く聞くことができました。