09/23(月)は 休館日 です

お知らせ

講演会報告   2019/09/07

講演会「令和のふるさと万葉集」開催しました

 9月7日(土)、米子市立図書館2階多目的研修室で、講演会「令和のふるさと万葉集~歌でたどる万葉びとの思い」を開催しました。

 講師は元米子市立図書館館長の佐々木満先生でした。佐々木先生は図書館長時代にNHK文化センターで「万葉集への誘い」の講師も長年されていました。

 最初に、図書館長時代のこと、図書館という場所について語られ、万葉集の「令和」について触れられました。

 

 大化の改新をふまえ、なぜ今万葉集が新元号の出典となったのか、その思いを語られました。

 万葉集に収められたおよそ4500首のうち、およそ3分の2が庶民の歌であることに驚きました。350年間にわたる人々の歌を集めた万葉集は、様々な時代の人々の思い、生の声が聞こえてくるところに魅力と面白さがあるのだと感じました。

 

 和歌には喜びを詠ったり、恋を詠むものが多いイメージでしたが、歌には政治的背景が込められていることも改めて知ることができ、万葉集の様々な側面を知ることができました。

 

 大化の改新後、今につながる日本という国が少しずつ形成されてきた奈良時代、災害や飢饉なども多く、政治も混迷した時代に成立した『万葉集』。万葉の時代を生きた人々の歌から、令和を生きる私たちは日本の原点を見つめなおすことができるのかもしれません。

 

 本日の講演会アンケートのご感想の一部を紹介します。

・令和の成り立ちが大変よく分かりました。人間らしい人間の歌集という言葉がとても印象に残りました。

・短い時間でしがた、令和、年号にちなんだ心になりました。こんな心で人生を過ごせたらと思いました。

・今まで歌の表面的なものばかり見ていたが、大伴旅人、家持の歌には政治的背景がこめられている時があることを知った。

・聞きたりない程、興味深く聞きました。

・その人物の背景などもわかってわかりやすかったです。もっと多くの歌について聞きたいと思いました。

 

 そのほかたくさんの声を頂戴いたしました。

 

 124名の方に参加していただく盛会となりました。

 ご参加いただきました皆様、佐々木先生、本日は誠にありがとうございました。