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お知らせ

お知らせ 開催報告   2019/02/25

米子高専連携講演会開催しました

 晴天の2月24日(日)、米子市立図書館2階研修室で、【平成30年度米子工業高等専門学校・米子市立図書館連携事業文化講演会】を開催しました。

 今年のテーマは「米子と幕末・明治維新-新出『鹿島重好歌集』にふれて-」。米子工業高等専門学校教養教育科 渡邊健先生にお話していただきました。

 昨年の3月、当館で『鹿島重好歌集』が発見され、その後研究が進められてきました。今回の講演会では、この『鹿島重好歌集』研究で見えてきた重好像や、歌集をとおして見える米子の当時の和歌文化について、ほかの資料との比較研究などもふまえ、様々な研究アプローチでの研究成果を語っていただきました。

 

 

『鹿島重好歌集』は曾孫の服部喜久恵さんが昭和48年に書写されたもので、非常に美しい装丁と文字で綴られています。  重好は若い頃から和歌に親しみ、非常に優れた歌人であったこと、江戸後期~幕末まで、出版技術の向上によって全国的に和歌が流行したこと、当時の人々が和歌を投稿し、有名な歌人に添削してもらい、和歌を楽しんでいたことなど、和歌の楽しみ方は現代にも通じていることが分かりました。

 

 また、プライベートな歌も重好歌集には掲載されていることなどから、この歌集をどういう意図で編んだのか、重好像にも迫る非常に興味深い講演会でした。

 

 休憩時間はギャラリーに移動し、『鹿島重好歌集』関連展示について、渡邊先生が丁寧に解説されました。 

 

 52名の方に参加していただき、質疑応答も盛んにおこなわれました。 渡邊先生、ご来場いただきました皆様、本日は誠にありがとうございました。