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    H22年度環日連続講座第2回の報告(12.18)

        H22環日第2回1  H22環日第2回2

  12月18日(土)、米子市立図書館大会議室において、今年度第2回めの環日本海連続講座が開催されました(鳥取県立図書館/主催 米子市立図書館/共催)。
今年度の共通テーマは「朝鮮近代文学と出会おう」。講師は関西学院大学社会学部教授の李建志(り・けんじ)先生。2回目の講座タイトルは「ハングル・ミステリー事始め 金来成(キム・ネソン)という作家」でした。
 李先生の父上が下関出身であったことから、下関を舞台とした映画「チルソクの夏」や、同じく下関出身の映画俳優の松田優作について書かれた近々刊行予定の著作の話しから語り始められたのが印象的でした。
 李先生は、金来成(キム・ネソン)という朝鮮初のミステリ作家の履歴を丹念にたどりながら、「探偵小説」成立の条件は、語り手/読者 がともに「近代」の上に立たなければ成立しないジャンルである、と述べられました。植民地時代に、「流行作家」になっためずらしい存在でもあった金来成は、ミステリを書き続けていた時代を売れっ子の二流作家として過ごし、それは戦後大河小説「青春劇場」(1949年)を書くための長いながい序章ではなかっただろうか、と独自の見解を示されました。
  90分の講演後も、いくつもの質問にも丁寧に応えてくださいました。

 参加 42人
 取材 山陰中央新報社

 
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